TGX・・・そしてLVXへ

インフォメーションに「非公式な今後の予定」の追記が載った時、漠然とした違和感がありました。しばらく何かわからずもやもやしてましたが、ようやく分かってきました。

「非公式な今後の予定」には「〜監視状態を必須とはしない、比較的ライトなプレイが可能〜」の一文があります。ここが引っかかってたんです。TGXってもともとTGやLVの戦闘では満足できないララビットユーザーの中ではかなり「ヘビー」な方達向けのゲームだったんじゃないでしょうか?彼らは長時間監視をものともしない人たちです。むしろべったり監視していたいぐらいでしょう。しかしながらこう言った方達は極僅かであり商業的にはライトな人も取り込む必要があります。此処に矛盾が生じてるんじゃないでしょうか?

大学時代の友人にかなりヘビーなゲーマーがいましたが、彼がRPGについて語ったのがすごく印象に残っています。彼曰く、RPGにはグラフィックやBGMや凝ったストーリーは必要ない。キャラクターは名前だけ・モンスターも名前だけ・戦闘は結果の数値の増減のみ表示・MAPはワイヤーフレームだけでいい。とのことでした。初期のウイザードリィみたいなのが理想ということでしょう。かなり極端な意見ですが、最近のRPGは肉付けばかりに凝って本質的な面白さがまるでない、ってことを強調して言った結果だったようです。シューティングも同様でインベーダーゲームみたいな稚拙なグラフィックでいいからもっと熱くなれる(弾よけのことだと思いますw)物を・・・とのことでしたw

TGXはTGのシステム(カード)を利用してどこまで戦闘面に特化できるか?が大前提であり、「ヘビー」なプレイヤーの望むとこだと思います。

自分の意見から言わせて貰えば、
1)発掘や召喚というプロセスは戦闘には必要ないので除外。
2)戦闘は定点がメインになるので無駄に広く移動の面倒なMAPも除外。
3)ショップ機能はカード購入機能のみ残して除外。
4)お金は基本は毎日定額の配給制
5)戦闘は闘技場を複数用意して、各プレイヤーは戦いたい闘技場に登録。
6)其処での勝敗ポイントが軍に加算されて、各闘技場の支配権を得る。
これで充分な気がします。つまり、MG(ミスティック・グラップル)やGWO(ガンダムウォーオンライン)をTGのカードと戦闘(対戦)システムを使って各軍団が塔(拠点)の支配権を巡って争う形が最も贅肉の少ないベストな状態なんじゃないかと思うんです。(同じような趣旨の書き込みをどこかで見たことあるように思います)このシステムなら、全員が定点にいるのと同じなので放置狩りやポイント操作も非常にやりにくくなりますし、放置時は闘技場から離脱しておけばいいだけです。ただ、それだったらわざわざ新ゲームを立ち上げなくてもMGのマイナーチェンジでいいじゃん。って気もしますね。じつは自分はTGXは新ゲームとしてわざわざ立ち上げるほど奥行きのあるゲームだとは思っていないんです。独立したゲームとして成り立たせるために余計な肉付けを残した(追加した)ままの不恰好な姿が今のTGXではないでしょうか?

個人的にはこう言ったシステムは新ゲームを立ち上げずにLVの内部にミニゲームとして実装してほしかったですね。キャンペーンモード(ストーリーモード)と対戦モードが独立して存在している形です。そうすれば色々なプレイスタイルの人間がLVのなかでそれぞれに合った遊びができたのに・・・と思っています。(戦闘重視のヘビーユーザーの不満を解消できる・集めたカード(戦闘系)を実戦で使える場が増える・単調な戦闘ばかりでは飽きるがフィールド上でもクエストや謎解きで遊べる)現在提案している「リミテッド戦」や「シールド戦」はこういったものだと思っていただければうれしいです。LVもTGのように2・3とバージョンUPしていくなら是非検討して欲しいなあと思いますが、どうなりますか・・・。